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番号・名称 年 代   構造等
112 賀茂別雷神社
   土屋 (到着殿)
寛永5年
(1628)頃
桁行五間、梁間二間、一重、入母屋造、檜皮葺
特徴等
賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ) は、鴨川と高野川のうるおう葛野の地に居を構えた賀茂の県の神社を起源とする古社で、古代国家の成立とともに、7世紀にはすでに有力な寺院になっていたと見られている。平安京においては、国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を受け、社殿は11世紀初頭までに現在に近い姿に整えられた。その後衰退した時期があったが、寛永5年(1628)に往年の姿に復興された。
土屋 (つちのや) は桁行五間、梁間二間、入母屋造、檜皮葺の建物で、楽屋 (がくのや) の東北、境内を流れる小川の畔に建っている。四方は吹放ちで、床は土間となっている。往古より神主以下社司の到着殿
(とうちゃくでん) となってきたが、現在は祓所として用いられている。寛永5年(1628)頃の造替になる。
参考資料:現地の説明板/ 賀茂別雷神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-1-18
       
       
       
       
賀茂別雷神社土屋 (到着殿)
(撮影:2023-1)
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